エイプリルフール

「酢につけたら初期化するという驚異の細胞組織、STAP細胞は捏造だった」は、まさにエイプリルフールにうってつけのニュースだった。キツネにつままれたような気分だ。なんでこんなことが起こったのかねぇ。

 

言語学・論理学といったバリバリの文系分野でも(論理学には数理論理学という理系な分野があるが)、ある条件下では誰がやっても同じ結果が出ること(再現性)が重要視される。それでも学会なんかで「桃太郎が大陸に渡りジンギスカンになった」的な珍奇な論文を発表する奴がときどきいる。が、たいていは出席者からの質問攻めで炎上、指導教授があとを引き取るなどといった光景はよく目にする。

 

医学の、しかも多額の国家予算を使っている研究が、こうした内外の検証のプロセスを経ずに、スルーで世に出たということに首をかしげてしまう。STAP細胞の真偽はともかく、あたりまえのことがあたりまえにできていない業界なんだろうね。この国、大丈夫か、とすら思ってしまう。

 

 

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