本を読むということ

「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間か言いあててみせよう」 。食道楽の元祖、サヴァランの『美味礼讃』からのセリフである。確かにどんな料理を選ぶか、どんな食い方をするか、だれと食うのか、それを聞いただけで人となりが垣間見える。

 

でも私が何よりもその人の本質を如実に表すと思うのが、本だ。左なのか右なのか、タカなのかハトなのか、理性派なのかロマン派なのか、頭の中身がモロ出しになってしまう。人前ですっぽんぽん(学生諸子にはなじみのない言葉かも。辞書を引きたまえ)になるのと同じだ。

 

昨日、スマホならぬ単行本を持って読み歩きをしている若者にぶつかりそうになった。いまどきなんと感心なことよ、とおもいつつ本をチラ見すると、ニ次元系女子のあられもない姿が目に飛び込んだ。本も種類によっては時と所を選んで読もうね。

 

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