がんばれ、(特に)文系学生

アベノミクスの化けの皮が剥がれ出しちゃったね。日銀協調の金融緩和なんて、高齢者に精力剤をガンガンつぎ込むような政策だからなあ。経済政策も大企業頼みだったし。成長へのロードマップが希薄なまま、ニッポン丸というご老体へのカンフル効果もそろそろ終わりだ。

 

だからみんな、「雇われる」ことに必死にならないでほしい。事務系の仕事なんて、遅かれ早かれ機械に駆逐されることは目に見えている。最初の職場にずっと居続けることができる人は、ほとんどいなくなるはず。だから「こんなことをしたらみんなに喜ばれる(=もうかる)かな?」という視点で、新しく職業を作る気持ちで世の中を眺め、就職活動をしてほしい。その視点が活きるときが必ず来るはずだ。

 

そして、自分たちの世界を住みよいものにするため、自分たちの手で居場所と仕事を作り変えていってほしい。未知の変化を受け入れることは恐怖だが、自分たちで変化を作りだすのは苦楽しい作業であるはずだ。その変革のお手伝いをすることが、我々大人世代の責務だと思っている。