「問わずにはいられない」のその後

げげっ、約1か月ぶりの更新になっちまったぜ。そんなに仕事は忙しくなかったのにね。

 

ちょうど1年前の今頃、「問わずにはいられない」の原稿の校正に奮闘していた。親の、子を思う気持ちに涙しながら、組織の隠ぺい体質に歯ぎしりする。確認のための取材では、官僚・官吏の木で鼻をくくったような対応にボルテージが上がる。おまけに事務所のクーラーが不調だった。高体温で低血圧という体質だが、おそらく体温は37.5度近く、血圧は100を吹っ切っていたに違いない。かなりしんどい夏を過ごした。

 

あれから、自分を取り巻く世界はよくなっただろうか。

 

いいや、ますます悪化の一途をたどっているような気がする。強者が弱者に寄生することが常態化し、弱者はうっぷんばらしに、より弱い者を攻撃する。

 

人生も後半に入って久しい。残された時間が、今まで生きてきた年月以上になることはおそらくない。その中で何ができるか、自問自答しながら取り組んでいきたい。