年の初めのいつもの誓い

松の内をすぎたが初ブログ。あけましておめでとうございます。

 

まずは昨年、そんなに長くもないブログなのに隔週・隔月になってしまっていることの反省から、今年は(初出の先週はサボったが)「毎週コラムを書く」をマニフェストに掲げたい。先日、尊敬するO先生との会話からあらためておもった。というのは、ある教養豊かな知人のSNS記事が、最近、リツイートとシェア記事に占有されていると嘆いておられたからだ。

 

気持ちはわかる、たがそれは「感じて」いるだけだ。そうした感情の断片を自分というプラットフォームで練り上げ、言葉として押し出してはじめて「思考する」だ。そうした作業を経て、やっと他人の考えが自分の血肉に収まるのだ、あれは思考力が衰えていることのあかしだ、と。食べ物は、咀嚼し体に取り込んではじめて栄養分になる。同様に、見て「いいね!」ばかりでは、ハラの足しにはならない。それを聞いて、拙くても自分の言葉で語りかけようと内心で固く誓った。

 

しかしながら冒頭、「マニフェスト」という単語を使った時点で、もはや本気かどうかわからん感が漂ってしまった。なんとも不透明な新年の誓いである。とにかく、今年もヨロシク!