ビール瓶とシャンパンボトル その2

いわゆる「立場主義」を貫くあまり弟子思いの親方に対し、見るも無残な結論を出した相撲界。予想はしていたとはいえ、八百長興行の闇はかくまで根深いものか。気を取り直して、標題のみを注視したい。液体を入れるための収納容器についての表現が、なぜ「瓶」と「ボトル」に分かれるかである。

 

仮説1 洋モノっぽいものは「ボトル」、和っぽいものは「瓶」、

確かに一理ある。ワインボトルにシャンパンボトル。酒瓶、醤油瓶、ビール瓶…あれ?ビールは紀元前4千年の古代メソポタミアが起源→古代エジプト→フランク王国→ドイツで、超・洋モノだぞ。またイタリアのジェノヴァ共和国発祥と言われるウイスキーは?「ウイスキーボトル」と「ウイスキー瓶」で検索したところ、件数はボトル38万>瓶32.5万。かろうじてボトルが瓶を上回った(単純比較はできないが)。この説はちょっと保留の必要がありそうだ。

 

仮説2 中身を含めて丸ごと見ると「ボトル」、容器に注目したら「瓶」、  

スナック(これも昭和の死語か)で「ママ、瓶キープね」というと、リサイクルの一時預かりみたいに聞こえてしまう点からは、この説にもうなずける。日刊スポーツのタイトルも下の通りであった。しかし、TVも含め、報道ではビールは「瓶」シャンパンは「ボトル」が圧勝だった。これをどう説明するか?

 

12/1日刊スポーツ ビール瓶でなくシャンパン瓶、滑った/中間報告要旨

 

仮説3 オサレだと「ボトル」、オジサン文化に属すると「瓶」

昭和以前に広まってオジサンたちに愛され、定着したものが「瓶」。平成以降、カップルや女子会などで横文字文化として定着したのが「ボトル」。これでどや、タハラとしてはこの説をイチオシにしたいが、少し疑念も残る。ワインは「ワインボトル」と表記されるのが常だが、かの有名な初の国産赤玉ポートワインは1907年、つまり明治40年発売である。結局、どうなのだ?!

 

こんなことを「どっちかな~」とあれこれ考察するのは楽しい。でも、相撲界の内紛に対し「どっちが悪いかな~」と行司役を代行するのは時間のムダであろう。これは単なる暴力事件である。法律に軍配を預ければよい。

 

 

 

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